itifusayoko

球磨郡水上村の「霊峰 市房山(1721m)」の4合目に鎮座する「市房山神宮」までの山道(約2km)には、

樹齢800~1000年といわれる幹回り6~8m、高さ約40mの市房杉が、20本立ち並んでいます。

山道をゆっくり歩くと、森の木々が放つ「フィトンチッド」という清々しい香りの成分が、心と身体をリラックスさせてくれます。

森林浴の後は、麓の美人の湯で有名な「湯山温泉」でおくつろぎください。

※当社の焼酎蔵から市房山の登山口までの距離は、約20kmです。

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明治の初めまで球磨川には定まった表記はなく、求麻、求磨、球磨の文字が使われていました。

昔、八代海に近い球磨川の川岸に住んでいた人々が、川上から流れてくる麻の葉を見て驚きました。

それは、野生の葉が枯れて流れてきたものではなく、明らかに人の手によって摘み取られた葉であったからです。

それによって人々は、川上に人が住んでいることを知り、麻を求めて尋ね上がったのが「求麻」の文字の由来と伝えられていますが、これと同じ話は、伝説として日本の各地に存在しています。

写真は、球磨川の下流域にある八代市の遥拝堰です。ここから約50km遡ると人吉市に着きます。当社の焼酎蔵は、更に約15km上流の球磨盆地(東西約30km、南北約15km)のほぼ中央、中球磨と呼ばれる地域にあります。

※遥拝堰・・・八代平野の農業用水及び工業用水の取り入れ口として造られた堰です。

 

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球磨拳(くまけん)は、球磨・人吉で遊ばれている、じゃんけんのような拳遊びの一種で、特に酒宴にはつきものです。

1(親指)には2(親指と人差し指)が勝つというように相手よりひとつ大きい数字を出した方が勝ちです。

2回続けて負けたらチョク(チョコ)に注がれた球磨焼酎を飲み干さねばなりません。

※ただし0(グー)は5(パー)に勝ちます。

相良藩が江戸詰めの時、中間たちが、声も立てずに指拳をして遊んでいたと伝えられています。

この中間小屋を「北小屋」と云っていたので、球磨券は別名「北小屋拳」と呼ばれていたそうです。

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写真は、JR人吉駅前の種田山頭火(たねださんとうか 1882~1940)の句碑です。

焼き捨てて日記の灰のこれだけか  山頭火

熊本から行乞(ぎょうこつ)に出る時、全ての日記を焼き捨てた際の心境を人吉(昭和5年9月16日、1930年)で詠んだ有名な句です。

山頭火は出家し行乞をしながら、自由律による句作をした放浪の俳人です。

昭和5年の春には、当社焼酎蔵のある球磨郡あさぎり町の浄土真宗本願寺派寺院「了円寺」の二代目住職で、句友の川津寸鶏頭を訪ねています。

その夜、山頭火は、寸鶏頭と語り合い、「松の泉」をじっくり味わったかもしれません。

寺の入口に句碑があります。

れいろうとして水鳥はつるむ  山頭火

(当社焼酎蔵から了円寺までは、約900m)

※行乞 僧侶が乞食(こつじきを行うこと。托鉢(たくはつ)

 

 

akamatsu

球磨焼酎の伝統製法(常圧蒸留)から生まれた、赤い「松の泉(アカマツ)」720mlが、6本セットになって

価格は、6,600円(税込)。送料は、無料です。

米焼酎を極めた「うまみ」と「コク」が、うまさにこだわる焼酎通をうならせます。

原材料名/ 米(国産)・米麹(国産米) アルコール度数/25度

お申し込みは、このサイトの「通信販売」からお願いいたします。

※代金引換便の場合、代引手数料330円が加算されます。

 

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