球磨郡山江村の「山田大王神社」は、相良氏以前のこの地方の地頭であった平河氏を祀る神社です。
本殿は、室町時代の天文15年(1546)、拝殿及び神供所(じんくしょ)は、
宝暦11年(1761)、本殿覆屋(ほんでんおおいや)は、安永10年(1781)の建立です。
「山田大王神社」は、南九州でも中世の神社建築を知ることのできる数少ない建造物で、
保存状態も良く大変貴重な存在です。(国指定重要文化財)
神社の裏山一帯は、かって平河氏や永留氏が城主であった山田城跡です。
 
今年「相良700年が生んだ保守と進取の文化」が、「日本遺産」に認定されました。
「山田大王神社」や「球磨焼酎」も その41件の構成文化財に含まれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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