写真は、球磨盆地(南北約15km、東西約30km)の最も南に位置する「白髪岳(1417m)」です。
(撮影3月19日 山の向こうは宮崎県)
今週、球磨・人吉地方を襲った季節外れの寒波により、山は薄っすらと雪化粧をしています。
この山に降った雨や雪は、歳月をかけて花崗岩をくぐり抜け、麓の「谷水薬師」に湧出します。
この名水と源を同じくする良質な水が、当社焼酎蔵の地下を流れ、球磨焼酎の仕込み水として使用されています。
写真は、球磨郡多良木町を流れる「球磨川」と、「霊峰 市房山(1722m)」です。
このところ、球磨盆地(東西約30km、南北約15km)の朝晩の気温は氷点下で、昼間も10度を超えることはありません。
このような厳しい寒さの中、当社の製造棟では、、今、盛んに球磨焼酎の仕込みが行われています。
2024年12月に「伝統的酒造り」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。(日本酒・焼酎・泡盛・みりんなど)
酒造りは古くから日本に根ざしてきた食文化のひとつです。
こうじ菌を用いて、杜氏と蔵人等が経験に基づき築き上げてきた酒造りの技術であり、長い歴史の中で、しなやかな感性と優れた技術で磨き上げられてきました。
500年の歴史を持つ球磨焼酎も、球磨・人吉の自然の恵みで、球磨・人吉の人の手によって造られた、球磨・人吉の文化そのものです。
※写真は「ガラ」と「チョク」で、球磨焼酎伝統の酒器です。
「ガラ」に球磨焼酎を入れ、そのまま火にかけ お燗をし、それを一口分しか入らない小さな器の「チョク」で飲みます。
・売店・卸部
12月31日(火)まで営業 ・1月6日(月)より営業
午前8時30分~午後5時00分 ※定休日 日曜日
・お食事処
12月27日(金)まで営業 ・1月7日(火)より営業
午前11時~午後2時(LO 午後1時30分)※定休日 日曜日・月曜日
月曜が祝日の場合は営業いたします。
・通信販売の受付
12月28日(土)まで受付
12月29日(日)~1月5日(日)は、お休みとなります。
本年中は格別のお引き立てを賜り誠に有難うございました。
2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
球磨焼酎蔵元 松の泉酒造
写真は、鎌倉時代から幕末までの およそ700年間、人吉・球磨地方を治めた相良氏の居城「人吉城跡」の
「御下門(おしたもん)跡」です。※撮影 11月21日
モミジの葉がようやく色づきはじめました。
朝晩の冷え込みが厳しくなるこの時期、当社の製造棟では、今、盛んに球磨焼酎づくりが行われています。