11月になり、球磨・人吉地方には、強い寒気が流れ込み、12月並みの寒い日が続いています。
当社焼酎蔵の製造棟では、今盛んに球磨焼酎の仕込み作業が行われ、一帯には蒸した米の甘い香りが漂っています。
写真は「くま川鉄道おかどめ幸福駅」横の高台にある岡留公園(撮影 11月16日)。
※当社の焼酎蔵からの距離は約1,5kmです。
稲刈りが終わった田んぼが拡がる球磨盆地(東西約30km・南北約15km)を東の方へ進むと、湯前町の「城泉寺(じょうせんじ)」に着きます。
「城泉寺」は鎌倉時代の初めに、この地の豪族・久米氏の菩提寺として建てられたといわれています。
茅葺き・寄棟造りの阿弥陀堂は、熊本県最古の木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
この古寺のほか、球磨・人吉地地域には、相良700年の歴史的建造物が数多く遺っています。
※当社の焼酎蔵から「城泉寺」までの距離は、約11kmです。
歴史散策の折には、是非、当社の焼酎蔵にお立ち寄り下さい。
・焼酎蔵の営業時間
◎お食事処 (午前11時~午後2時 LO午後1時30分)定休日/日曜日・月曜日
◎売店 (午前8時~午後5時30分)定休日/日曜日
ここ数日、球磨盆地の朝晩は、肌寒く感じるようになりました。
写真は、焼酎蔵に隣接する自社の田んぼです。
蔵人が丹精込めて育てた稲が、コンバインで次々と刈り取られていきます。
収穫した籾は、乾燥を経て精米され、球磨焼酎「精選 水鏡無私(せいせん すいきょうむし)」の
原材料になります。
田んぼの向こうの山々は、「霊峰 市房山(1722m)」に連なる九州山脈です。
人吉・球磨地方には、相良700年の歴史の中で守り受け継がれてきた多くの社寺建築や仏像が現存しています。
1番札所から三十三番札所までの観音堂には、三十五の観音様が祀られ、春と秋に開催される「相良三十三観音巡り」では、全ての観音堂が一斉に開帳されます。
今年は、熊本豪雨の影響により4年ぶりに9月20日から26日までの7日間、一斉開帳が行われます。
それぞれのお堂では、地元の方々により、お茶やお菓子のお接待もあります。
写真は、球磨郡あさぎり町岡原の二十九番札所「宮原観音(みやはらかんのん)」です。
※宮原観音堂から当社焼酎蔵までの距離は、約7km。
当社焼酎蔵のお食事処では、地元あさぎり町産の新鮮な食材を焼酎の仕込み水で調理した「だご汁」などが味わえます。
お食事のお客様には、コーヒーのサービスがあります。(焼酎の仕込み水使用)
・お食事処 (午前11時~午後2時 LO 午後1時30分)定休日 日曜日、月曜日 /月曜が祝日の場合は 営業いたします。
・売店 (午前8時~午後5時30分)定休日 日曜日
写真は、当社の焼酎蔵に隣接する自社の田んぼです。
稲穂も出てきていて、このまま順調に成育すれば、10月の初めには、稲刈りができそうです。
収穫した米は、球磨焼酎「精選 水鏡無私(せいせん すいきょうむし)」の原材料になります。
球磨・人吉地域は、お盆を過ぎても厳しい残暑が続いていますが、田んぼの上を赤トンボがゆっくり飛んでいました。