写真は、球磨郡湯前町下里の御大師堂(おだいしどう)です。
この地には、江戸時代まで吉祥院という寺がありました。しかし、吉祥院の草創についてはよくわかっていません。吉祥院は明治維新後に廃寺となり、茅葺き、寄棟造りの御大師堂だけが残され、堂内には、県指定文化財の弘法大師像を安置する厨子が配されています。像高は88cm、檜の寄木造りで応永7年(1400)室町初期の作です。
(当社の焼酎蔵からの距離は、約10km)
※昨年、「相良700年が生んだ保守と進取の文化」が「日本遺産」に認定されました。
「御大師堂」や「球磨焼酎」も その41件の構成文化財に含まれています。