原材料は、米だけで、人吉・球磨地方の地下水を使って仕込んだもろみを人吉・球磨地方で蒸留し製品化した焼酎が「球磨焼酎」です。
「球磨焼酎」は、世界貿易機関(WTO)によって、スコッチウイスキーやコニャック、ボルドーワインと同じように地理的産地表示を認められています。
写真は、球磨郡湯前町下里の御大師堂(おだいしどう)です。
この地には、江戸時代まで吉祥院という寺がありました。しかし、吉祥院の草創についてはよくわかっていません。吉祥院は明治維新後に廃寺となり、茅葺き、寄棟造りの御大師堂だけが残され、堂内には、県指定文化財の弘法大師像を安置する厨子が配されています。像高は88cm、檜の寄木造りで応永7年(1400)室町初期の作です。
(当社の焼酎蔵からの距離は、約10km)
※昨年、「相良700年が生んだ保守と進取の文化」が「日本遺産」に認定されました。
「御大師堂」や「球磨焼酎」も その41件の構成文化財に含まれています。
球磨郡多良木町の「青蓮寺阿弥陀堂(しょうれんじあみだどう)」は、
永久3年(1295年)に上相良家第3代 相良頼宗が初代 頼景公菩提のため創建しました。
厚い茅葺き屋根の阿弥陀堂は、外観は極めて素朴ですが、荘重かつ雄健で、
鎌倉時代の様式を今に伝える代表的な建造物として、国の重要文化財に指定されています。
当社の焼酎蔵からの距離は、約8kmです。
※昨年「相良700年が生んだ保守と進取の文化」が「日本遺産」に認定されました。
「青蓮寺」や「球磨焼酎」も その41件の構成文化財に含まれています。