原材料は、米だけで、人吉・球磨地方の地下水を使って仕込んだもろみを人吉・球磨地方で蒸留し製品化した焼酎が「球磨焼酎」です。
「球磨焼酎」は、世界貿易機関(WTO)によって、スコッチウイスキーやコニャック、ボルドーワインと同じように地理的産地表示を認められています。
写真中央の、当社の入り口に立つ樹は、ニッケイ(肉桂)です。
クスノキ科の樹で、ニッケやシナモンとも呼ばれています。
この樹は、松の泉酒造の「神木(しんぼく)」として、
創業以来、およそ120年以上、この地にあり、球磨焼酎づくりを
見守り続けてきています。
写真は、焼酎蔵に隣接する自社の田んぼです。
猛暑の毎日ですが、稲は順調に生育しています。
稲刈りは、9月末か10月初めの予定です。
収穫した米は、球磨焼酎「精選 水鏡無私(せいせん すいきょうむし)」
の原料になります。
焼酎蔵に隣接する自社の田んぼの要所に備長炭を埋め、先ず、水をつくり米をつくっています。
稲の成長期には、水を霧状に散布し、田んぼ全体をマイナスイオンで包みます。私たちが、
滝つぼで感じる心地よさ・・・その環境を稲に与えています。また、田んぼの草取りは、
全て、人の手によって行っています。
このように手間暇をかけ大切に育てた米が、「精選 水鏡無私(せいせん すいきょうむし)」
の原料になります。
※写真後方の山は白髪岳(1417m)で、山の向こうは、宮崎県です。
6月1日のアユ漁解禁以来、球磨盆地を流れる球磨川や川辺川には、
全国から多くの太公望が訪れています。
写真は、相良村を流れる川辺川です。釣り人が、清流の中で、アユの友釣りを楽しんでいました。
9月頃には、体長30cmを超える「尺アユ」が釣れるそうです。
人吉・球磨では、球磨焼酎の肴として、アユを薄くそぎ切りにした背ごしや刺し身を酢味噌で食べます。
これからの季節、釣ったアユを肴にしての「松の泉」での晩酌は最高です。
球磨郡錦町からあさぎり町にかけての球磨川河川敷で、ツクシイバラが、咲き始めました。
(撮影 2019年5月21日)
まだ、ツボミも多く、これから見頃を迎えます。
ツクシイバラは、球磨川沿いに自生する野生種の野バラで、熊本県の絶滅危惧種に指定されています。
ツクシイバラ鑑賞の折には、当社焼酎蔵にお立ち寄りください。
(当社から群生地までの距離は、約5kmです)
焼酎蔵のご案内
・お食事処 午前11時~午後2時(オーダーストップ)
定休日(日曜・月曜)月曜が祝日の場合は営業いたします。
・売店 午前8時~午後5時30分
定休日(日曜)