球磨郡あさぎり町の麓地区に残る「武家屋敷跡」は、

当社の焼酎蔵から白髪岳の方へ向かって約4kmのところにあります。

鎌倉時代から南北朝時代にかけてこの地を治めた上村氏の家臣たちの屋敷があり、

今でも、その当時の屋敷の石垣や生け垣・水路が約350mの細い通りに沿って並びます。

この通りが「麓馬場通り(ふもとばばどおり)」で、

武士が乗馬や馬術の調練を行っていたといわれています。

 

 

 

 十島菅原神社(としますがわらじんじゃ)は、球磨盆地の球磨川とその支流の川辺川が合流する場所に近い平野部に位置しています。(球磨郡相良村柳瀬)

菅原道真を祭神とし、創建は弘安年中(1278~1288)と伝えられています。
境内の池の中には、10の島が点在し、それが「十島」の由来となりました。最も大きな島に本殿があり、棟木の墨書銘から、天正17年(1589)に領主の相良頼房を施主として建てられたことが分かります。(平成6年 国の重要文化財に指定)
学問の神様として知られ、願い事を「とおしま(十島)す」ということで、受験シーズンには、多くの参拝者が訪れます。

 

 

 

くま川鉄道の「おかどめ幸福駅」は、日本で唯一幸福の名のつく駅です。写真は、「おかどめ幸福駅」に停車中の、人吉・球磨盆地の四季をイメージした3両編成の観光列車「田園シンフォニー」です。

乗客の皆さんが、幸福祈願鈴を鳴らしたり記念撮影をしています。
写真右には、「幸福ゆきPOST あなたの想い届けます」と書かれたポストがあります。

※12月は「田園シンフォニー in クリスマストレイン」が運行します。
 (詳しくは、くま川鉄道のホームページで)
※「おかどめ幸福駅」から当社の焼酎蔵までは、約2kmの距離です。

 

 

 

 
 
人吉城祉は、相良氏の居城でした。相良氏は、鎌倉時代に遠州相良(現在の静岡県)から球磨地方に入国し、明治維新まで約700年間にわたってこの地を治めました。
人吉・球磨は盆地という地形的要因で、外部からの侵略や中央からの干渉もなく独特の文化が育ち、数多くの歴史的遺産が残っています。
焼酎づくりもその遺産の一つで、球磨焼酎は、およそ500年の歴史があります。
松の泉酒造の焼酎の味と香りは、伝統を受け継ぎながら、現在も杜氏たちの情熱によって磨かれています。
 
※焼酎は蒸留酒で、その製造技術がどこから伝わってきたのかは、はっきりわかりませんが、中国や朝鮮半島、琉球などから持ち込まれたといわれています。
 
(人吉城址11/18撮影)
 
 
 
 
 

写真は、麓城址。鎌倉時代にこの地を治めた上村氏の居城でした。(撮影 11月18日)
紅葉は、これからが見ごろです。
あさぎり町の谷水薬師より歩いて10分程度で着きます。
紅葉見学の後は、当社の焼酎蔵にお立ち寄りください。(谷水薬師より北へ約5kmの距離です)
お食事処では、地元の新鮮な食材を焼酎づくりの水で調理しただご汁などが味わえます。
お食事のお客様にはコーヒーのサービスがあります。(焼酎づくりの水使用)

・お食事処 午前11時~午後2時30分
・秘蔵酒や古酒の試飲 午前8時~午後5時30分
 (お車を運転される方の試飲は、お断りしています)
・焼酎蔵見学 午前9時~午後4時
 (係員へお申し付けください)
・休/年末・年始

秋の一日を球磨焼酎のふる里でのんびりお過ごしください。

 

 

Go to top