写真右のループ線を山から下ってきた「しんぺい」が、スイッチバックで、
これまで後ろだった車両を先頭にして、大畑(おこば)駅へ向かって登ってきています。
駅に着いた後、列車は左の方の線路を人吉駅方面へ下っていきます。
肥薩線の八代駅から人吉駅までは「川線」と呼ばれ、急流 球磨川沿いに深い渓谷を縫うように走ります。
一方、人吉駅から吉松駅までは、高低差430mの「山線」と呼ばれる区間で、
霧島連山や桜島など「日本三大車窓」の絶景を望めます。
球磨焼酎「松の泉」を飲みながらの、ゆったりとした旅をお楽しみください。
 
※1909年の門司ー鹿児島全通時に、この鉄道路線は、鹿児島本線でした。
※大畑(おこば)駅は、日本で唯一、ループ線の中にスイッチバックがある駅です。
 
 
 
 
球磨盆地(東西約30km、南北約15km)の最も東寄りの地域を奥球磨と言います。
奥球磨・湯前町の 城泉寺は、鎌倉時代の初め(貞応年間1222~1224年)に、
この地の豪族、久米氏の菩提寺として建てられたものですが、現在は阿弥陀堂だけが残されています。
阿弥陀堂は、桁行・梁間ともに24尺3寸5分(約7,4m)の茅葺きの小堂ですが、
鎌倉期の手法が示された秀れた建造物です。
沙弥淨心(久米三郎真家)の創建なので、昔は「淨心寺」と呼ばれていました。
大正4年(1915年)の仏像国宝指定の際、誤記されたことから「城泉寺」と記されるようになりました。
熊本県内最古の木造建築(国指定重要文化財)で、鎌倉仏教文化を代表する古寺です。
 
※当社の焼酎蔵は、球磨盆地のほぼ中央、中球磨と呼ばれるところに位置しています。
 
 
 
 
 
球磨盆地の朝晩は、めっきり冷え込むようになりました。
秋の寒さに合わせ、当社の焼酎蔵では、今盛んに焼酎づくりが行われています。
 
※架け干し 刈り取った稲を竿に架け2~3週間、天日乾燥します。
   太陽の光をたっぷり浴びたお米は、香りも味も格別です。
 
※架け干しの向こうの山は、白髪岳(1417m)です。
 
 
 

青蓮寺阿弥陀堂(しょうれんじあみだどう)は球磨郡多良木町にあります。
この寺は、永仁3年(1295年)に上相良三代頼宗が初代頼景公菩提のため創建したものです。
御堂は、広さ五間四方の茅葺きで、軒高は約4、48m、軒より棟までの高さは約7,58m、方形のプランを有する単層の木造建築です。外観は極めて素朴ですが、鎌倉時代の荘重、雄健の特色を表現した建造物です。

(国指定重要文化財)

当社の焼酎蔵から青蓮寺までは、車で約15分です。

 

 

 

 
6月11日に、当社の焼酎蔵に隣接する自社田で田植えを行いました。
田んぼの要所には、水を濾過するために備長炭が埋められています。
田植えの後、人の手による除草作業や、田んぼ全体をマイナスイオンで覆うため
水を霧状に散布したりと多くの手間をかけ育ててきました。
10月8日の午後、コンバインで稲を刈り、籾(もみ)を収穫しました。
あぜ道には彼岸花が咲き、赤とんぼがのんびりと飛んでいました。

この後、籾は乾燥、精米を経て焼酎に仕込まれ「精選 水鏡無私」になります。
水をつくり、米をつくることからこだわった
球磨焼酎「精選 水鏡無私」の
滑らかな味わいをお楽しみください。
 
 
 
 
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